身体全体を徹底的にゆらゆらと動かすということは、内臓も常にゆらゆらと動かすことになります。本来、内臓は身体の中に隙間なく効率よく収まるように形作られています。しかし、それが何らかの原因で、本来あるべきところからはずれてしまったり、はみ出してしまったりすると、内臓の働きが鈍り、血液の流れが阻害されてしまい、疾患が引き起こされる場合があるのです。
PCTSで、身体全体に対して徹底的に他動的メディカル・ストレッチ運動を加えると、ゆらゆらと内蔵すべてが揺り動かされ、自然と本来の場所に収まっていきます(シャッフル理論)。内臓が適切な場所に戻ることにより、血管ひとつひとつの圧迫が取り除かれ、内臓はベストの状態で働くようになります。