このような他動的（＝施術者が患者に対して加える）運動をメディカル・ストレッチと呼びます。筋肉にメディカル・ストレッチ運動を与えると、筋繊維に沿って走る血管が効率よくかつ効果的に伸び縮みすることができます。それにより、血管一本一本が活性化して血液の循環が促進されるのです。メディカル・ストレッチによって、血液の循環が促進されると、筋繊維１本１本に沈着し硬結の原因となっていた乳酸や脂肪などが分解されて、筋肉の弛緩を促進します。それによって、血管の圧迫が改善され、血流がさらに促進されていきます。相乗効果により血管の働きがさらに活発化し、細胞ひとつひとつに、新鮮な栄養と酸素が潤沢に送り届けられると、筋肉や血管が受けていた様々なストレスが除去されます。その結果、痛みやこりなどの症状が改善されるのです。

以上のようなメディカル・ストレッチは、統合医療に関する幅広い研究活動を重ね、骨格や内臓はもちろん、体中の血管や細かい筋肉組織・神経組織まで知り尽くした国家資格を持つ施術者によって行われます。ＰＣＴＳがメディカル（医療）・ストレッチを名乗る理由がここにあります。